相手を引き込むコミュニケーション その1

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コミュニケーション上手は話し上手ではない

前回の投稿で「婚活は自分と向き合うこと」とお話しましたが、少し掘り下げてみたいと思います。

パートナー探しにおいて大事なのは自分自身のキャラクターを知ること、そしてその持ち味を活かして相手に好印象を与えることが大切だと思います。どんな方でも長所と短所はあるものです。そして自分では短所だと思っていたことも、相手からすると長所であったりもします。勿論、その逆もあります。所謂「相性」ってやつです。

そして婚活において「お見合い」は避けては通れないイベントです。人によっては「自分は口べただし・・」「異性との会話は緊張して苦手」という方も多く「お見合いに自信がない」方もいらっしゃるでしょう。但し、「話し上手」であることは対人コミュニケーションをとる上で有利ですが、それは必ずしも自分から言葉を発する事だけではありません。では、ここでコミュニケーションの種類について少しお話ししましょう。有名なお話ですのでご存知の方も多いと思います。ウエディング(接客)業界で長く仕事をしてきた自分も繰り返し勉強させられました^^;

非言語的コミュニケーション

対人コミュニケーションは大きく2つに分けられます。

一つが、バーバルコミュニケーション
他方が、ノンバーバルコミュニケーション

バーバルコミュニケーションとは言語的コミュニケーションのことで、話や文字など「言葉を使った」コミュニケーションを言います。ノンバーバルコミュニケーションとは非言語的コミュニケーションのことで、顔の表情、身振り手振り、声のトーンなどの「言葉以外での」コミュニケーションを言います。

今回フォーカスするのは「ノンバーバルコミュニケーション」です。言語と非言語がコミュニケーションに与える影響を示したものとして、「メラビアンの法則」というものがあります。メラビアンの法則は、非言語的コミュニケーションの重要性を説いたもので、コミュニケーションにおいて、人に影響を与える情報の割合は

  • 言語情報(話の内容など):7%
  • 聴覚情報(声のトーンや話の早さなど):38%
  • 視覚情報(見た目など):55%

要約すると言語情報が1、非言語情報が9の割合であるという一説です。ご存知の方も多いのではないでしょうか。メラビアンの法則は様々な評価を受けています。更に詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。

視覚情報の話題については他のライターさんに譲るとして、次回から「聴覚情報」についてお話しましょう。

ライターProfile  Akihiko Kaneko(金子明彦)

NBC(日本ブライダルセンター)ヘッドエージェント。千葉県在住。27年間ウエデイング業界に在籍し1,000組以上のカップルのウエディングプランニングを行う。得意技は接客会話・和装婚礼・作文。好きなもの:ガジェット・Apple

 

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