婚活で相手を引込むコミュニケーション その2

Pocket

気持ちよく話してもらう
前回記事「相手を引き込むコミュニケーション その1」からの続きです。婚活を行っている方の中には「何度も婚活パーティーに参加しているのに、いつまでも相手に話しかけることが出来ない」といった理由で困った経験をしたことはありませんか?

それもそのはず、始めて会った異性の相手に話しかけるのはなかなか勇気のいることですよね。でも、ちょっとした会話の訓練をすれば、会話が白けてしまうという事が無くなる方法があります。

会話というと「自分から話しをしないと」という強迫観念のようなものに縛られていませんか?人間は誰でも自分自身の事が一番大事で関心があるものです。ですのでキッカケさえつかめば、相手はどんどん自分の事を話そうとします。そうです、

相手に気持ちよく話しをさせてあげられるのが話し上手なのです

よく言いますが、話し上手は聴き上手であるのです。では具体的にはどのようにすれば良いのでしょうか?

話しのキッカケ創り

1.共通点を見つける

人間は他人と共通点を発見する事で、同胞意識が芽生えて共感を覚えます。そして相手との距離が一気に縮まります。話題は住まい・仕事・服やアクセサリーの色など何でも構いません。

2.共通点を見つけたら、それについて質問をする

「千葉市の◯◯は数年前に仕事で行った事があります。今もあのお店はありますか?」「その洋服の色は私も好きな色です。あなたも好きな色なのですか?」パーティーで料理を食べていたら、「その料理私も好きです。よく召し上がるのですか?」など、共感しつつ最後は質問する事で相手に話をさせる事が重要です。イエス・ノーで答えられる簡単な質問で良いのです。

3.相手に話しさせたら、関連する事をさらに聞く

洋服であれば「好きな洋服のスタイルは?」など次はイエス・ノーで終わらない質問をすることで会話が広がっていきます。相手7割・自分3割くらいのボリュームです。基本的にはこの繰り返しです。そう難しくはありません。

会話に慣れていない方は5分間続けば大成功です。自信を持って良いでしょう。次に相手の話を聴くときの注意点をお話しします。

話を聴くときの注意点

1.相手の目を見て、相づちを打つ

このアクションは非常に重要です。相手の話すスピードに合わせて相づちのタイミングを工夫しましょう。また、多少オーバーアクションくらいの方が相手は喜びます。

2.最後まで相手に話をさせる

内容によっては関心のある事について、自分が話をしたい場合もありますが、最後まで相手の話を聴くことに徹しましょう。特に話し好きな人は、話の腰を折られると不機嫌になる場合もあります。但し、「ちょっと待って」と一言断って相手に話の内容に対して「スゴイ!!」などとリアクションすると更に会話が盛り上がる場合もあります。

3.タイミングを見てこちらから話す。

上記同様、タイミングを見て自分が話をしてください。タイミングはとても重要です。気をつけるのは相手の話した内容に関連する事を話すということです。会話が長くなるとここを忘れがちになり、相手からすると「自分の話を聴いていない」と取られてしまうので注意しましょう。

立ち位置と声

1.立ち(座り)位置

私の経験上、相手と正面から正対するのは避けた方が無難です。相手から見て斜め前方に位置するとお互いに緊張感が和らぎます。

2.話し声について

前回の記事からやっとここで繋がるのですが(笑)話し声はとても大切です。視覚情報に次いで相手から受ける印象度合いが大きのは聴覚情報です。声の感じから受ける印象は想像以上に強いものと認識してください。特に女性が感じる男性の声の印象は男性のそれを上回ります。ここでは、次に申し上げる点のみに注意すれば大丈夫です。

笑いながら喋ること

この点だけ意識していれば良いです。その理由は次回お話し致します。

まとめ

長々とお話しましたが、最初に言ったとおり大事なのはいかに相手を気持ちよくするかです。婚活ではある意味緊張状態で臨むことになりますが、それは相手も同じこと。そして相手に話しをさせるということは、外見では分からない相手の考えを垣間見る事ができるのです。話し方そのものでも相手の性格が見え隠れします。

 

ライターProfile  Akihiko Kaneko(金子明彦)

NBC(日本ブライダルセンター)ヘッドエージェント。千葉県在住。27年間ウエデイング業界に在籍し1,000組以上のカップルのウエディングプランニングを行う。得意技は接客会話・和装婚礼・作文。好きなもの:ガジェット・Apple
Pocket

「婚活で相手を引込むコミュニケーション その2」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です