婚活の成功率を高める話し方

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前回の復習をしてみましょう。

コミュニケーションを円滑に行うためには話し上手であること。そして話し上手とは「相手に気持ちよく話をさせてあげること」とお話しました。そのポイントとして

  1. 共通点を見つける
  2. 共通点を見つけたら、それについて質問をする
  3. 相手に話しをさせたら、関連する事をさらに聞く
  4. 相手の目を見て、相づちを打つ
  5. 最後まで相手に話をさせる
  6. タイミングを見てこちらから話す。

と致しました。これらはすべて私はあなたに興味がありますよ」あなたに言っていることに共感しています」といったゼスチャーです。人間というもの(特に女性)は自分に共感してくれる人に親近感を抱くものです。相手の関心を引くためには、先ず自分から相手に対して興味を持ち、認めてあげることが大切です。

重要相手への共感は相手から自分への興味を引き出します。

「それは大変でしたね」「私も経験上よくわかります」「悲しいですね」などと感情に訴えかける言葉が相手への共感を表します。(特に女性)

では、今回は自分から話しかける場合のポイントを申し上げます。といっても今回は一点ですが^^;

声の印象は以外に強い。驚くべき結果

ちょっと趣向の変わった婚活パーティーを行った事があります。男女各十数名ずつの少人数のパーティーです。参加者は男女に別れて一列に並んで椅子に座ってもらいます。男性と女性の間にはお互いの姿が見えないように衝立てのようなものを設置しました。その状態での自己紹介です。面白いでしょ?

男女交互に短い自己紹介を行ってもらい。参加者はそれぞれの参加者名簿(男女別)に評価者として自分の名前を記入し、話し声から受ける印象のみを5段階で評価する事としました。全員の自己紹介が終わった後、その評価表は一旦運営者が回収をします。さて、晴れて「ご対面」ということで、衝立てを外してからは、通常のパーティーとしてフリートークや共同で行うコンテンツを行いました。

さて、結果は??

この時は、8組のカップリングに成功したのですが、驚く事にカップリングした人たちはお互いの声の評価が4又は5点という結果だったのです。特に女性が男性に下した評価は8名中6名が最高点の評価でした。

うーん。不思議ですねぇ〜

話し方はとっても重要。声質を超えて

私が新人時代に受けた教育で、結構役立っているのが電話応対です。ウエディング関係という職業柄、電話応対での第一声はとても重要で、当たり前の様ですが、

  1. ハッキリと話す
  2. トーンを高く(ドレミファのファ音)
  3. ユックリと話す

などと指導されましたが、なかなか上手にならない自分に先輩の女性社員の方が教えてくれたのが「カネコく〜ん、笑って電話に出ればいいのよ。もう、それだけでオッケーとご教授賜りました(笑)半ば半信半疑でしたが、実践してみると確かに電話の相手には顔は見えませんが、「好印象ですね」などとお褒め頂くことも増えてきました。それは対面でも同様で、笑って(ヘラヘラではなくニコニコですね)応対すると自然と明るい声が出るようになります。この事より

重要会話は笑って話せ(電話でも)

という持論が出来ました。これも不思議ですが、そうしてると、自然に相手との距離が近くなるんです。動物はテキメンですね。営業訪問の際、イヌに吠えられることも少なくなりました。私はアナウンサーではないので発声がどうのというスキルは少ししかありませんが、話すのが苦手な方は先ずここから努力してみましょう。最初はピクピクしながらですが。同僚から「キモイ」上司から「具合でも悪いのか」と言われたり、家族から額に手を当てられても頑張ってみましょう。但し、相手がいないところ(電車の中など)でやると「へんな人」と思われるので若干の注意が必要です。

まとめ

相手も自分も所詮、同じ人間、同じ日本人(の場合もないかも)なので、好意をもって接すれば、自然と相手も好意を持ってくれるはずです。いや、絶対そうです。でもその為には、視覚情報からくる第一印象は大切ですね。いくら話しの印象が良くても、第一印象が悪くてはその時点でフィルターがかかってしまいますからね。

では次回から何回かに分けて、視覚情報(印象アップについて)を男女別にお話しさせて頂きます。では今回はこの辺で。

ライターProfile  Akihiko Kaneko(金子明彦)

NBC(日本ブライダルセンター)ヘッドエージェント。千葉県在住。27年間ウエデイング業界に在籍し1,000組以上のカップルのウエディングプランニングを行う。得意技は接客会話・和装婚礼・作文。好きなもの:ガジェット・Apple・丸美屋の「すきやき」
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